近年、グローバル化がますます進み、小さいな子供を持つご家庭では、英語の習い事を検討している方も多いでしょう。
そこでまず気になるのが、「親が英語を話せないのに大丈夫?」という不安。
バイリンガル育児を実践中の現役のママの意見をご紹介します。
親が英語を話せなくても大丈夫?
さて、「子供に英語を身に付けさせるために、親が英語を話せなくて大丈夫か?」という質問ですが、
答えは「親が英語を話せなくても全然大丈夫!」
子供が英語を取得するために、親は「教師」役になる必要はありません。
大切なのはむしろ、親が英語に興味を持って一緒に楽しむという姿勢!
子供は、親が興味があること、または楽しんでやっていることに自然と好きになるもの。
そして、ポジティブな感情は脳を活性化させるので、子供に「楽しい!」と感じてもらうことは英語を習得する上ではとても大切。
逆に、つまらない、叱られた、といったネガティブな感情で子供のやる気を一気に低下させてしまうのです。
ですから、下手に英語を勉強して子供に上から目線で指導するような関わり方は、時に逆効果・・・
英語が話せない・・・と引けを取らずに、「一生に学ぼう!」という姿を見せてあげることが子供の能力を伸ばします。
子供の英語習得のために必要なこと?
子供の英語習得には、たくさんのインプットとアウトプットは欠かせないポイントです!
※今回は、幼児~低学年向けてのお話です。小学校中学年以上になってくると、それぞれ年齢に応じてアプローチが変わります。
まずは大量の<インプット>!
言語習得は「音」から入ることが効果的です(特に幼児は!)
子供が言葉を理解するためには、大量のインプットが必要!
例えば赤ちゃんが言葉を理解して、発語するようになるのはだいたい2才頃。
2才までの間に1日3時間、お母さんやお父さんからの語り掛けを聞いていたとして、約2000時間のインプットを必要とするとされています。
これは、あらゆる言語に共通して言えることで、英語の場合も同じ。
大量のインプットをすることで、赤ちゃんの脳に【英語の回路】を構築し、英語のデータベースを作ってあげましょう。
実際に使って<アウトプット>する
英語はインプットだけでは身に付きません。
たくさんの英語を聞いてインプットしたら、実際に使ってアウトプットすることも必要!
大量のインプットができていれば、自然と英語の単語が出てきたり、歌を歌ったりできるのが2才過ぎ(0才から始めた場合)。
覚えた歌を歌う、絵本を覚えて読む、といったこともアウトプットになります。
また、ネイティブスピーカーと話す機会を持つことで、子供の英語力は飛躍的に伸びます!
英語を使う喜びを感じることが、英語を学ぶモチベーションに繋がります。
子供の英語のために親ができることとは?
先ほど述べた通り、まず大切なのは英語が話せるor話せないという問題よりも「子供と一緒に楽しんで取り組む姿勢」を見せること。
そして、次に重要なのは良質な教材を与えてあげること!(=「環境」与えてあげること)
良質な教材を選ぶ上で、先ほど述べた子供の英語習得のために必要な大量のインプットとアウトプットができるか?という点は、外してはいけないポイントです!
繰り返しますが、親が英語を話せないというのは、全く問題になりません。
是非、お子さんの未来のために、優れた教材で「環境」を作り、一緒に英語を楽しみましょう!