ディズニー英語システム(DWE)には、DVDやCD、本などバリエーション豊かな教材が含まれています。
その中の一つである「シングアロング」という教材セットには、約130曲のDWEオリジナルソングが収録されていて、歌を通して英語の表現や、聞き分ける力をつけることができます。
「シングアロング」に入っている“The ABC Song”は、いわゆる『abcの歌』のことで、こちらもDWE独自にアレンジされた内容です。
この”The ABC Song”ですが、単なるabcの歌とはちょっと違って、DWEならではの研究と開発がギュッと詰まっているんです。
今回は、DWEの”The ABC Song”(abcの歌)について、実際の教材の見本を交えて、活用法と使って感じている効果を解説したいと思います!
まずは、簡単に、DWEの”The ABC Song”についてご説明します。
ディズニー英語システム(DWE)のabcの歌とは?
DWEのabcの歌は”The ABC Song”というタイトルで、DWEの「シングアロング」の全130曲の一つに収録されています。
ちなみに、全130曲の中でも特に重要な歌は、「シングアロング」以外にも、「ストレートプレイDVD」「ステップバイステップDVD」など、他の教材にも随所に散りばめられています。
“The ABC Song”もその一つで、とにかく色々な教材の中で繰り返し登場するので、嫌でも覚えてしまうんです(笑)
“The ABC Song”の歌詞
ここで、DWEの”The ABC Song”の歌詞をご紹介します。
The ABC Song
A B C D E F G
H I J K L M N O P
Q R S T U V
W X Y and Z.
Now I’ve sung the ABCs.
Won’t you come and sing with me?
後半部分(Now I’ve sung the~)のところは、他のabcの歌とは違うと感じますが、色々なパターンがあるようです。
DWEのabcの歌は○回繰り返す!?
DWEの”The ABC Song”は、全体を通してなんと7回も同じメロディが繰り返されます。
少ししつこいように感じますが、それだけ重要な歌なので、繰り返し聞いて完璧にマスターする必要はあるのだと思います。
実際にこの歌から得られる効果(※詳細は後ほど)を考えると、「なるほど!この繰り返しには意味がある!」と納得します。
では、実際にはどのように繰り返されるのか?全体の流れは、こんな感じです。
- Minnie(ミニー)が歌う
- Minniと一緒に歌う
- whistle(メロディを口笛で)
- hum(メロディをハミング)
- clap(拍手でリズムをとる)
- clap & sing(拍手しながら歌う)
- You sing(一人で歌う)
DWEの色々な教材を使って”abcの歌”を復習する方法
DWEの教材は、とにかくバラエティ豊かなので、”The ABC Song”(abcの歌)の1曲にフォーカスしただけでも、色々な角度から復習することができます。
ここでは、実際に、我が家で実践している方法をご紹介します。
現在、DWEを使っている方には教材の活用法の参考に、DWEの購入を検討している方には教材の内容の一部として参考になればと思います。
(1)シングアロングを使った方法
DWEの「シングアロング」は、DWEの教材の中でも〈歌〉に特化した教材セットで、全部で130曲のオリジナルの歌がDVDとCDに収録されています。
“The ABC Song”は、CD/DVDともにNo.1に入っている肝ともいうべき歌。
子供が小さい頃(1~3歳ころ)は、とにかくCD/DVDをたくさん聞かせて徹底的にインプットしました。
その効果か、2歳ころには”The ABC Song”は、すっかりマスターしてすらすらと歌えるようになっていました。
3歳以降になると、シングアロングのブックを開いて絵やアルファベットを確認しながら、歌って楽しむことができます。
シングアロングのブックは、日常的にというよりは、夜寝る前の読み聞かせの絵本の代わりのようにして使っています。
4歳になるころには、自分でシングアロングのブックを選んで、寝る前に数曲歌って寝るという習慣になってきました。
(2)ストーリーブックを使った方法
ストーリーブックは、DWEのメインプログラムに含まれる12冊の絵本のことです。
ストーリーブックのNo.1には、見開きでアルファベットが大きく載っているページがあるので、”The ABC Song”のおさらいにとても便利!
指をさしながら、abcの歌を歌って活用することで、自然とアルファベットの名前を覚えます。
(3)ミッキーのマジックペンを使った方法
ミッキーのマジックペンセットは、ミッキー/ミニーのマジックペンで絵本をタッチすると英語の音声が流れて遊べる本です。
No.1の本に、”The ABC Song”を復習できるページがあり、各アルファベットをタッチするとその名前が聞こえてくるのはもちろん、「Song」ボタンを押せばabcの歌を聞くこともできます。
マジックペンセットの中でもおすすめなのは「Game」機能で、簡単な質問が流れて該当する絵をタッチして遊ぶことができます。
“The ABC Song”を繰り返し聞いて、ある程度文字がわかるようになるとよい復習になり、より定着します。
(4)ステップバイステップを使った方法
ステップバイステップDVDには、DVDやCD、絵本、カードで培った英語をレッスンやアクティビティを通して定着させることができるレッスンが入っています。
レッスンをスタートする年齢の目安はだいたい4歳以降ですが、我が家では3歳8か月ころから始めてみました。
No.1のDVDの中に、画面に出てくるアルファベットの文字の名前を問われるレッスンがあります。
それまで、シングアロングやストレートプレイDVD、マジックペンセットなど様々な方法で”The ABC Song”に触れてきた中でインプットされた知識を、アウトプットすることで、より確実な定着につながります。
DWEの”abcの歌”で得られる効果
娘は小さい頃から、”The ABC Song”が大好きで、繰り返し繰り返し歌ってきました。
DWEの教材の良いところは、歌を歌うだけにとどまらず、さまざまな教材を使って色々な角度からアプローチができるところ。
“The ABC Song”一つを例に挙げても、上記の様な方法で楽しみながら色々な方法を使って復習をしてきました。
ここでは、”The ABC Song”(abcの歌)を通して得られた効果についてご紹介します。
効果①:アルファベットの名前を覚える
当たり前かもしれませんが、”The ABC Song”を覚えて歌っているうちに自然とアルファベットの文字の名前を覚えます。
しかしこれは、ただabcの歌を聞いて歌っているだけでは得られない効果だと思います。
DVD、絵本、マジックペンなどの別の教材を使って、歌にプラスαで復習できることで、肌で吸収しながら遊びの中で自然と覚えていると感じます。
効果②:動詞を覚える
DWEの”The ABC Song”は、6回の繰り返しの中に色々な動詞が登場します。
例えば、’whistle’(口笛を吹く)、’hum’(ハミングする)、’clap’(拍手する)など。
中学・高校の英語ではあまり馴染みのない、だけど、よく使いそうな単語を覚えることができます。
効果③:読み書きにスムーズに移行できる
4歳を過ぎた娘は、文字に対する興味が出てきました。
“The ABC Song”でアルファベットの名前を覚えたことで、日常の中で目にするアルファベットを読めるようになります。
「これは、P?」「これは、A?」といった感じで、よく質問されます。
年齢的にもまだ、単語を読む能力は身についていませんが、アルファベットの名前を知っていることで、今後、英語の読み書きを始める時にスムーズに移行できると思います。
まとめ
ディズニー英語システム(DWE)の”The ABC Song”は、一般的なabcの歌とメロディは同じであるものの、DWEならではの研究と開発の工夫が詰まっています。
“The ABC Song”という1つの歌でも、CD、DVD、絵本、マジックペンなど様々な教材を使って、繰り返し復習することができます。
今回は、”The ABC Song”を1つの例にしてご紹介しましたが、それ以外の英語の表現やフレーズに関しても、同じようなプロセスを踏んで、子供は英語を自然に身つけていきます。
このように、複数の教材を連動させて、さまざまな要素を関連付けながら言葉の意味やしくみを自然と覚えていくというのが、DWEの大きな特徴です。
“The ABC Song”(abcの歌)は、ディズニー英語システム(DWE)の無料サンプルDVD/CDの中にも収録されているので、一度資料請求をして実際の音源や映像を見てみることをおすすめします!
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