ディズニー英語システム(DWE)の購入者の中には、上手に使いこなせずに無駄にしてしまうケースも少なくありません。

私自身も、購入当初は、高い料金を支払って結局無駄にしてしまったらどうしよう・・・と不安に思っていました・・・。

でも、ディズニー英語システムは、きちんと研究・開発された教材であり、実際に効果を感じている人がたくさんいるので、正しい方法で進めていけば必ず効果が感じられます。

 

Taeko

今回は、ディズニー英語システムを無駄にしてしまうNG行動パターンと、改善するための対策について分析してみました。

ディズニー英語システムを無駄にしてしまうNG行動

ディズニー英語システムを無駄にしてしまう場合に共通することは、「続けられない」という問題です。

では、なぜ「続けられない」のか?

ディズニー英語システムが続かないケースにありがちなNG行動パターンを検討してみます。

その①:ガイドに目を通さない

DWEを継続できない理由の一つは、膨大な教材を上手に使いこなせないという点です。

DWEの教材は、とにかく教材の量が多く、お家の玄関が段ボールにいっぱいになるほど。

慣れない頃は、どの教材から手をつけたらよいのか分からないですよね(汗)

だからと言って闇雲に自己流でやっていると、「これでいいの?」「本当に効果があるの?」という不安だけが大きくなり、結局、挫折してしまうことになります。

しかし、DWEには各教材ごとに保護者用のガイドがついています。

また、ウェルカムバインダーやWFクラブの会報には、子供の年齢に合わせた教材の進め方(WFメソッド・ステージ別ガイドライン)が掲載されています。

さらに、子供の誕生日や成長に合わせて届く「WFメソッド・アドバイスカード」というのも、とても細かいアドバイスが載っているんです。

Taeko

実際、私もこれらのガイドを参考に、教材を選んで進めています。子供の発達や成長に合ったアドバイスが非常に参考になっています。

その②:日々の積み重ねを怠る

DWEの教材は、継続ができなければ効果はあらわれません。

一定期間にまとめてCD・DVDを聞かせても効果がありません。

大切なことは、毎日継続して英語を聞かせる環境を作ること。

忙しい日でも、1日30分~1時間の時間は英語を聞かせるようにします。

子供が英語を習得するには、ある程度の長い期間が必要です。

毎日の積み重ねによって脳に「英語の回路」を作られ、いつか子供の口から自然と英語が出てくるようになります。

その③:子供に強制させがち

子供に無理やりやらせることは、一番の弊害になります。

親としては、高いお金を出して買った教材だから「なんとかモノにしたい!」と鼻息が荒くなるところですよね(汗)

私も、ついついムキになって、子供にどうにかDWEに取り組んでもらいたい!と躍起になっていた頃がありました。

しかし、強制させられると感じると、子供は一気にやる気を失います。

<強制→楽しくない→やる気をなくす→英語が嫌い>、このサイクルに陥るのは絶対に避けましょう。

 

やはり、子供の英語にとって一番大切なのは「楽しい!」と感じることです。

実際、誉められてうれしい!楽しい!といったポジティブな感情は子供の脳を最大限に活性化させるといわれています。

DWEへの取り組みを一方的に強制するのではなく、子供の気持ちを大事にしながら一緒に楽しく!というスタンスが大事です。

その④:CD・DVDを流すだけ

DWEは、CD・DVDを流しているだけで英語が話せるようになる!というのは、間違いです。

たしかに、CD・DVDの英語を聞くことで、単語やフレーズをいつの間にか覚えているということはありますが、実際に使ってみて、それだけでは本当の英語力が身につかないと感じます。

 

やはり、CD・DVDによるインプットに加えて、実際に英語を話すアウトプットも必要。

アウトプットする方法としては、イベントに参加してネイティブスピーカーの先生と話すというのがメジャーな方法です。

頻繁にイベントに参加するのは大変という場合でも、DWEにはテレフォン・イングリッシュでお家にいながらネイティブスピーカーの先生と話しができるサービスがあります。

実際に英語を使って、ネイティブスピーカーと話すという経験は、子供には大きな刺激となり俄然やる気を出してくれます!

 

ただし、ネイティブスピーカーと話すことだけがアウトプットというわけでもありません。

トークアロングカードで遊びながら真似をして言ってみたり、ステップバイステップのレッスンDVDの質問に答えたり、シングアロングの歌を歌ったりetc…というのも、十分アウトプットしていると言えます。

つまり、CD・DVDを見せていればいいや~と思わずに、複数の教材を上手に使ったり、イベントに参加したりして、アウトプットする機会を与える必要があるのです。

その⑤:子供に興味を持たせられない

ディズニー英語システムは、ディズニーキャラクターという強力な武器で子供を魅了してくれます。

が、子供の好みは人それぞれで、中には全然興味をもってくれないというケースもあるでしょう。

実際、私の娘も当初は、さほどミッキー・ミニーが好きというわけでもなく・・・(苦笑)

 

DWEの教材に、興味をもって取り組んでもらうためには、やはり親の工夫が必要です。

我が家では、アンパンマンやしまじろう等のアニメを極力見せないようにし、ディズニーの映画やディズニーチャンネルのアニメを見せたりして、ディズニーに興味をもってもらうようにしています。

決して「DWE以外は絶対に見せない!」と頑なな態度をとるわけではなく、あくまでも自然な感じにです。

DWEの教材、特にストレートプレイDVDやステップバイステップのDVDにはディズニーキャラクターがたくさん登場するので、映画やアニメで親しみがあると食いつきが良いです。

 

また、DWEの教材に興味をもってもらうには、”親子一緒に楽しむ!”ことが一番良い方法だと思います。

パパ・ママが興味をもって楽しんでいるものに、子供は自然と興味を持つようになります。

まずは、試行錯誤しながらも親が楽しみながら取り組む姿を見せるのが、一番効果があると思います。

まとめ

ディズニー英語システムは、すべての人が成功しているわけではなく、中には挫折をして教材を無駄にしてしまう人もいます。

今回は、無駄にしてしまう傾向にある行動パターンには、以下のような例があるのでは?と分析してみました。

 

NG行動パターン

①ガイドに目を通さない
②日々の積み重ねを怠る
③子供に強制せがち
④CD・DVDを見せているだけ
⑤子供に興味を持たせられない

 

そして、このようなNG行動パターンを改善する方法として、以下のような対策が考えられます。

 

改善方法

①WFメソッドガイドやアドバイスカードによく目を通し参考にする
②毎日、数時間でも英語を聞く環境を作る
③親がムキにならず、子供が「楽しい!」と感じることを第一にする
④十分なインプットができたら、アウトプットの機会も与えるようにする
⑤子供と一緒に楽しんで取り組む

 

上記①~⑤の項目に共通するのは、

  • 子供のやる気・モチベーションの維持
  • インプット⇔アウトプットの両方が必要

 

ということで、これらはDWEに限らず、子供に英語を継続させるために大事なポイントです。

シンプルにこのポイントを、常に頭の片隅に入れておくだけでも良いです。

ディズニー英語システムを使って、実際に、英語を活かして活躍している卒業生も大勢います。

正しい方法で、日々コツコツと継続していけば、必ず効果があらわれるでしょう。