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英語を身に付けるために「音」から入ることはとても大切!子供の英語にも効果的な「聞き流し」をたくさんすることがおすすめです。そこで、お家でも簡単に試せる子供向けの英語の聞き流しや、我が家で実践中の方法などをご紹介します!

なぜ子供の英語に聞き流しが重要か?

子供にとっても大人にとっても、言語を習得する時に”「音」から入る“ことはとても重要。

これは第二言語習得の研究の中でも、大前提とされています。

特に低年齢の子供にとっては「音」を聞くことから始めることで、英語を聞き分ける力が身に付き、後々の英語学習を効率的にしてくれます。

実はこれ、脳の発達に関係しているんです!

子供の脳は、生まれた直後はどんな言語でも習得できる可能性を秘めていると言われています。

しかし、ある時期までに日常的に聞かなかった音は”必要ない言語”と判断され、脳の回路が育たなくなってしまいます。

ちなみに、3才までの脳は急激に成長し、大人の脳の70%まで発達します。

この時期までに全く英語を聞かなかった場合、大人になってから脳に【英語の回路】を作ろうとしてもかなりの労力が必要に・・・。

小さい頃に(3才まではゴールデンエイジ)たくさん英語を聞いていた方が、脳に【英語の回路】を作るという点でとても有利に働くのです!

また、言語の習得には「大量のインプット」が必要不可欠です!

小さい頃にたくさん英語を聞いて、脳の中に様々な英語(単語やフレーズ)をインプットしておくと、少し大きくなってアウトプットができるようになった時に、そこから必要なものを引き出せるようになるのです。

そもそも人は「インプットしたものしかアウトプットできない」とも言われています。

アウトプットの質を高めるには大量のインプットがカギとなるため、子供に英語を身に付けさせる時にはやはり「聞き流し」が重要になってきます。

洋画や洋楽を聞き流してもNG?


「聞き流し」と言っても、何でもかんでも聞き流せばいいという訳ではありません!

子供に「聞き流し」には、子供が理解できる内容&子供が興味を持つ内容であることが大切!

大人向けの洋画や洋楽では、子供には内容が理解できず(大人でも難しい・・・)、興味も持てないので、効果的な「聞き流し」とは言えませんよね。

英語のスピードは遅すぎず早すぎず、ナチュラルなものが良し!

子供向けの海外のアニメなんかでもいいですが、やはり子供が低年齢(特に幼児~小学校低学年)の場合、「歌」が断然おすすめ!

子供は聞いていない様で聞いている?

子供の英語の聞き流しは、子供に聞くことを強制してはいけません。

子供は集中力がまだ備わっていないので、「聞こう!」と思ってじっと座っていることはできませんよね。

そもそも子供の意に反して強制すれば、子供の英語に対するやる気は一気になくなってしまいます。

子供は聞いていない様で、実はちゃんと耳に入っているので、お家のBGM的なイメージでただ流していれば良いです。

ご飯を食べる時、車の中などおすすめです!

お家で簡単にできる英語の「聞き流し」おすすめの方法

子供に英語を身に付けさせるために「歌」は非常に効果的!

なぜなら、「歌」は子供に自然な英語の発話(歌う)を促し、何よりも子供が楽しんで英語に取り組むことができるから!

まずは、手軽に始めれる方法としてマザーグースがおすすめです!

マザーグースは無料コンテンツが豊富!

マザーグース(英語ではNursery Rhyme)とは、英語圏で古くから親しまれている童謡のこと。

英語特有のリズムやイントネーションを身に付けるにはもってこいです!

歌詞の意味には脈絡がないものもありますが、韻を踏んだ比較的短い歌ばかりなので、子供が歌いやすい&口ずさみやすいです。

CD付きの本などをAmazonなどで購入するのもいいですが、YouTubeを活用すればお金をかけずにマザーグースをたくさん聞かせることができます。

YouTubeには、マザーグースを現代風にアレンジしたコンテンツが豊富にあります。

YouTubeの良いところは、耳だけでなく「視覚」でも吸収できるところ!

CDを聞き流すだけでは曲のイメージが湧きにくいですが、YouTubeの映像と一緒に聞くことで、歌の内容をイメージすることが可能。

もちろん我が家でも、英語の聞き流しのためにYouTubeコンテンツが大活躍!

娘は2才頃から興味を持ち始め、今までに何百回と聞いてきたので、メジャーどころからマイナーなものまで結構な数のマザーグースを覚えて歌っています。

簡単な単語(kitten、sheep、aroundなど)を覚えたり正しく発音することができるようになっている点で、効果を実感しています。

我が家で実践中!DWEにはハイレベル構文が詰まった歌が130曲!?

マザーグースは、様々な英語教室や家庭用英語教材にも採用されているので、子供の英語学習には鉄板とも言えます。

しかし、簡単な単語を覚えたり英語のリズムを覚えられても、英語を話すことを目指すのであればマザーグースを聞くだけでは不十分・・・

そこで、お家でできる聞き流し教材としておすすめしたいのは、ディズニー英語システム(DWE)です!

DWEには、重要な構文や単語が詰まったオリジナル曲が130曲も含まれています。

また、子供の「聞き流し」教材を選ぶときに重要なポイントとなる、

  • 子供が理解できる内容であること
  • 子供が興味を持てる内容であること

も、しっかり押さえた教材。

我が家では娘が1才0カ月からDWEを使って、効果的な「聞き流し」を実践中。

3才になった現在、英語を聞き分ける力は抜群に成長!

英語の単語やフレーズも、ほぼDWEの歌から覚えています。

DWEの教材は歌以外の教材(絵本やDVDなど)も効果的に連動しているので、歌を歌うだけ留まらず、生きた英語を身に付けることができるのです。