我が家では、長女が1歳0か月からスタートしたDWEの教材を主軸に、マザーグースや、海外のアニメ、YouTube動画、Amazon プライムビデオなどを使って、英語の聞き流しを実践してきました。

最近では、新しい方法として、ディズニーアニメの歌を英語で聞いて楽しんでします。

 

Taeko

今回は、子供と一緒に楽しめるディズニーアニメの歌や、英語の聞き流し教材としての効果についてご紹介したいと思います。

インプットの重要性

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そもそも、英語の聞き流しにはどのような効果があるのでしょうか?

SLA研究者の間で、インプットが言語取得の必要条件であることに異論を挟むものはいない

人がことばを習得するためにインプットが必要不可欠であることは、言語学者の中でも広く認められています。

母国語の習得を例に考えてみましょう。

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいる時から外界の音を聞いていて、母国語の響きや音を記憶すると考えられています。

生まれてからも、お母さんや周りの家族の話声や語りかけから、母国語の単語やその意味をどんどんインプットし、脳に母国語の回路を形成していくのです。

そして、会話ができる頃になると、それまでに脳にインプットした単語や表現の引き出しの中から、適当なものをすぐに取り出せるようになるのです。

インプットを全く受けることなく、生まれた時から日本語を話すとか英語を話すといった人は一人もいない。

誰でも、生まれた時から日本語を話せる人はいませんよね?

私たちは、日本語を聞いて(インプットして)育ったから日本語が話せるのであって、英語を習得する時にも十分な「インプット」をする必要があるのです。

ディズニーアニメの歌を英語で聞かせる目的

我が家で、ディズニーアニメの歌を英語で聞かせる目的には、聞き流しのほかに、次のような意図も含んでいます。

ディズニーのキャラクターへの関心を持たせる?

DWEの教材には、ディズニーアニメのキャラクターがたくさん登場します。

これらのキャラクターに興味を持ってもらうと、より教材への取り組みに意欲的になってもらえるのではないか?という考えがあり、我が家ではディズニー映画をよく見せています(もちろん字幕で)。

ディズニーアニメの歌を英語で聞かせているのは、その延長でもあり、「これはAriel(アリエル)の歌だよね?」という風に歌を聞くだけでキャラクターを連想するようになりました。

DWEの飽きへの対処法として

子供の言語取得には「インプット」がとても大事!ということで、長女が小さい頃からDWEの教材の聞き流しをしてきましたが、さすがに何百回と同じものを聞いていると、飽きてくる時期があります。

そんな時に、無理やり聞かせるのは逆効果になってしまうので、DWEのお休み期間というような形で、全く別のものを用いて英語を聞かせます。

子供のお気に入りのディズニーアニメの歌(英語版)

Taeko

ここでは、子供がお気に入りのディズニーアニメの歌をご紹介します。

※娘の好きな歌ということで、女子好みであることはあらかじめご了承ください(汗)

(1) Let It Go


『アナと雪の女王』より

定番中の定番!誰でも聞いたことがある歌ですね。ディズニーソングを英語で聞く、入り口としておすすめです。

(2) Part of Your World


『リトル・マーメイド』より
feet、walk、run、danceなど、やさしめの単語ありで、ある程度英語に慣れていれば聞き取れます。

(3) A Whole New World


『アラジン』より

(4) How Far I’ll Go


『モアナと伝説の海』より

もともと日本語版の歌が好きで、英語で聞いたところ、こちらも素晴らしかったです。

(5) You’ve Got a Friend in Me


『トイ・ストーリー』より

ディズニーアニメの歌を英語で聞き流す効果は?

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では、実際に、子供にディズニーアニメの歌を英語で聞かせる効果はあるのか?

実際の感想をご紹介したいと思います。

①ディズニーキャラへの興味→DWEへの意欲

ディズニー映画を見せたり、ディズニーの歌を聞かせたりすることで、キャラクターへの興味・関心を持つようになります。

DWEの教材には、ディズニーアニメのキャラクターが登場したり、映画のワンシーンが引用されていたりするので、「あ!Peter  Pan(ピーターパン)だ!」「Woody(ウッディ)だ!」というように楽しんで取り組むことができます。

DWEの教材を長く使っていくためには、どれだけ子供のモチベーションや意欲を維持するかが重要になってくるので、映画や歌などでディズニーアニメに触れておくことはおすすめです。

②聞いた音をそのまま口にする練習

ディズニーアニメの歌は、英語のレベルも難しく、曲調も早いので、大人でも歌うのが大変です。

しかし、DWEで聞き流しを続けた娘は英語を聞き分ける力が付いているようで、聞いた音をそのまま口にすることができます。

完璧に歌えなくても、要所要所で単語を聞き取って発音できれば、いいアウトプットになるのではと思います。

まとめ

ディズニーアニメの歌を、子供と一緒に英語で聞くのはとても楽しく、英語の聞き流しに取り入れてみてもよいかもしれません。

ただ、やはり、ディズニーアニメの歌は、英語の難易度や速さが子供向きではないので、子供向けの歌や教材である程度英語を聞き分ける耳(いわゆる英語耳)を育ててからの方が楽しめると思います。

我が家の場合は、DWEの教材を使って小さい頃から聞き流しをすることで、高いリスニング力が身についていると感じます。

DWEの教材は、子供の発達心理や言語取得のプロセスの理論に基づいて研究開発されています。

DWEで効率よく且つ確実に英語の力をつけ、それを補う方法として、ディズニーアニメの歌を聞いたり、映画を見たりするのが良い方法だと思います。